日本人の全人口の10%ほどいると言われている腋臭ですが、
欧米人にいたっては7割近くいると言われています。
日本人には少ない腋臭なので、自分が腋臭だとより気になり、
深刻に考えてしまうでしょう。
今回は、色々ある腋臭治療の中から、
皮下組織掻爬法について詳しく見ていきましょう。
皮下組織掻爬法とは、キューレットという専用の器具を
使って行う腋臭治療です。
キューレットを使って、アポクリン腺、
エクリン腺を掻きだしていく腋臭治療です。
皮下組織掻爬法は、まず脇の下の皮膚を数センチ切り開いていきます。
切り開いたところから、アポクリン腺、
エクリン腺をキューレットを使って掻きだします。
最後に縫合して手術は終了になります。
皮下組織掻爬法は、手術跡が目立ちにくいというメリットがあります。
反対に、アポクリン腺、エクリン腺を完全に取り除くことができない、
汗腺集面の皮下組織を傷つける恐れがある、
術後の回復が遅いというデメリットがあります。